ドジャース、10日間で3選手総額1600億円投じる ぜいたく税さらに膨らむ 4年ぶり覇権奪回へ常軌逸する補強

 大谷翔平との合意発表からわずか10日。ドジャースが総額1600億円超の歴史的大補強で最大の課題だった先発ローテーションを完成に近づけた。

 ドジャースは11日(日本時間12日)に大谷とプロスポーツ史上最大となる10年合意でプロスポーツ史上最大の総額7億ドル(約1015億円)を投じたドジャース。その5日後の16日にはレイズとのトレードでエース格のグラスノーの獲得と5年1億3650万ドル(約195億2000万円)の契約延長を発表した。

 今オフにエース左腕のカーショーをはじめ、ウリアス、リンの先発投手をFAで失い、若手有望のメイとゴンソリンがけが来季開幕は絶望のチームにとって先発陣の補強は最重要課題。大谷獲得から10日後のこの日、グラスノーに続いて山本由伸と12年3億2500万ドル(約464億8000万円)と合意したことが報じられた。

 3選手で総額11億6150万ドル(約1661億円)の歴史的大補強。すでに来季のぜいたく税基準額の2億3700万ドル(約339億円)を超えている球団総年俸は山本の獲得によりペナルティーの額はさらに膨れ上がる見込みだ。来季の目標は12年連続ポストシーズンではなく、4年ぶりのワールドチャンピオン。常勝軍団の勝利への意欲は常軌を逸している。

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