山本由伸獲得失敗のヤンキースは今永らに方針転換 10年3億ドルから上積みせず
米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は22日(日本時間23日)、山本の争奪戦に敗れたヤンキース、メッツの提示条件を検証した。ヤンキースは10年3億ドル(約429億円)を提示。1年平均年俸はドジャースを上回ったが、3億ドルから上積みをしなかったのは、19年オフに投手では史上最大の9年3億2400万ドル(約463億3000万円)で合意したコールの存在があったことを示唆した。
メッツもドジャースと同じ10年3億2500万ドル(約464億8000万円)を提示。ただ、同サイトは「ヤマモトが純粋に他のどの球団よりもドジャースが好きだっただけなのかもしれないという考え方の信ぴょう性は高い」と記述した。
今後に向け、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「次のフリーエージェントに移る時が来た」と評し、ヤンキースが今永や、レンジャーズの先発左腕モンゴメリーの獲得を検討していると伝えた。