やり投げ世界王者・北口榛花 山本由伸に異色のお願い?「野球選手の方が絶対に注目されるので」「注目される競技に」
やり投げ世界王者の北口榛花が24日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。ドジャース入りが決まった山本由伸投手へ異例のお願い?を口にした。
山本は練習にやり投げを取り入れたことで、3年連続のパ・リーグ投手4冠&沢村賞獲得など、日本球界の歴史に名を刻む投手へと成長。北口もそのトレーニング法を知っており「やり投げの練習をしてくださっているということで」と明かし、「練習で使ってくださることで、野球選手の方が絶対に注目されるので、やり投げが注目される競技になったらいいなと思います」と満面の笑み。山本のやり投げトレが注目を浴びることで、競技人口拡大につながればとの見解を示した。
共通項を問われると「野球はピッチャーの方は下に向かって投げると思うんですけど、やり投げは上に向かって投げるので。そのバランスを(取ることを)山本投手はご自身でされていると思うので」と“効果”を解説。「私は野球のボールは投げられなさそうなので」とはにかんだ。
ただ今年7月にはやり投げ女子の武本紗栄が楽天-オリックス戦の始球式に登場。抜群のコントロールで剛速球を投げ込み、大きな話題となった。上原浩治氏も「(練習でやり投げは)やったことがある」と明かし、「投げる動作は一緒。リリースポイントが違うので、違いを感じることも大事。あとはボールの回転がよくないと、あんなにきれいに投げられないとか、共通項はあります」と解説した。
山本は12年契約の3億2500万ドル(約464億8000万円)で合意。上原氏は「12年というのがすごい。まだメジャーで1球も投げてない投手が(MLBの投手で)トップになりましたからね。自分では考えられない」と評していた。