“ネクスト山本由伸”に米メディア3選手 ロッテ・佐々木朗&ヤクルト・村上&オリックス・山下「巨額契約結ぶ可能性ある」
米大リーグのドジャースに大型契約で移籍が決まった大谷翔平選手(29)と山本由伸投手(25)が話題となる中、CBSスポーツ(電子版)は26日(日本時間27日)、「次にメジャー球団と巨額契約を結ぶ可能性のある日本の3選手」との見出しで、ロッテの佐々木朗希投手(22)、ヤクルトの村上宗隆内野手(23)、オリックスの山下舜平大投手(21)を取り上げた。
2022年4月に完全試合を達成した佐々木朗については早期の大リーグ挑戦の意向があることを紹介し、「今季も脇腹を故障するなど体の耐久力を向上させる必要はあるが、地球上で最も才能がある投手の一人」と称賛した。
また移籍時期については、国際FA選手の年俸制限がなくなる26年冬までロッテがポスティングを容認しない見通しながら、契約条項次第では来オフの可能性があると伝えた。
昨年史上最年少で三冠王を獲得した村上はパワーと出塁率の高さを高く評価する一方で三振の多さと守備力に疑問符を付けた。ヤクルトと25年まで3年契約を結んでいることから「25年のシーズン終了後にポスティングシステムが申請されるだろう」と予想した。
山下については「まだなじみのない名前かもしれないが、佐々木朗の後継の投手」と太鼓判。メジャー挑戦時期は「25歳になる28年冬までないと予想した方がいい」とした。
佐々木朗は高校時代からメジャー挑戦の意思を抱いており、ロッテ入団時にも球団には伝えている。今年9月10日・オリックス戦で先発した際には、ヤンキースのキャッシュマンGMら複数のメジャー球団が視察した。
村上は三冠王を獲得した22年オフの契約更改で「アメリカでプレーする権利を得られるのは限られた選手。もちろん挑戦したい」と語った。今年はWBCを経験したことで「メジャーに行きたい気持ちはより一層大きくなった」と明かした。
3年目の今季、大ブレークした山下は昨年、MLBの動画を参考に投げ方をショートアームに変更。好きな選手はダルビッシュ。山本のドジャース入りが報じられた際は「日本人が活躍することで、自分たちにも(メジャー挑戦の)チャンスが広がる。山本さんのような選手になりたい」とコメントした。