ドジャーズ入りが正式に決まった山本由伸投手が２７日（日本時間２８日）、ドジャースタジアムで入団会見を行った。ファンは通訳を務めた代理人事務所、ワッサーマンベースボールのマコ・アルビー氏に注目。ＴＢＳ系「ひるおび」に出演したＡＫＩ猪瀬氏もその通訳ぶりを称賛した。

　当初は大谷翔平の通訳・水原一平氏が務めるのではとも噂されていたが、猪瀬氏は「ライブで見ましたけど、非常に心地良い通訳者でしたね」とコメント。ヒゲを蓄えながらも端正なマスクが際立ったアルビー氏。落ち着いた語り口で会見をリードし、ファンもＸで「優秀すぎてビックリした」「安定感がすごい」「滑らかで英語上手ね～当たり前だけどｗ」といった反応が集まった。

　アルビー氏は昨年、メッツに入団した千賀の会見にもスタッフとして付き添っていた。大谷翔平のドジャーズ入団会見で水原氏が「かかりつけ医にでも聞いてみて」とユーモアたっぷりに大谷の言葉を英語に訳し、米メディアに返答するなど、通訳という職業にスポットライトが当たる形になってきている。

　さまざまなプレッシャーがかかる中、安定した通訳振りを見せたアルビー氏。山本が「噛んじゃった」と苦笑いで問いかけるシーンにも注目が集まった。

　代理人を務めるウルフ氏は、山本の通訳について「調整中だ」と明かした。募集する方針も示しており、大きな注目が集まる中、キャンプまでに“相棒”を探していくことになりそうだ。