バウアーは来季どこで投げるのか「複数球団と話している。ベイスターズとも交渉継続」代理人が現状明かす
DeNAを自由契約になり、その動向が注目されているトレバー・バウアー投手について代理人を務めるレイチェル・ルーバ氏がこのほどデイリースポーツ紙に現状を語った。
今月上旬に行われたウインターミーティングの会場で「見通しは明るい」とメジャー復帰に含みを持たせたルーバ氏。およそ3週間が経過した現在の交渉状況については「今も複数の球団と話をしていますが、今言えるのはここまでです」と多くを語らず。続けて「トレバーはベイスターズで素晴らしい経験をしており、彼らとも交渉を続けています」と明かした。
メジャー実質8シーズンで5度の2桁勝利を含む83勝をマークし、レッズ時代の20年にはサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞した右腕。ルーバ氏はDeNA以外の日本の他球団への移籍について「どんなことにも可能性はある」と否定はしなかったが、「トレバーはベイスターズで過ごした時間を本当に愛していたし、彼の心の中で常に特別な存在です」と話した。
日本球界1年目のバウアーは質の高い投球で19先発、10勝4敗、防御率2・76。130回2/3を投げて130三振を奪い、球宴にも選出された。