前田健太、メジャー1年目の衝撃「何だこれは!?」 キャンプでの選手の態度にビックリ「いいの、それで?」

 米大リーグ・ツインズからFAになり、来季タイガースでプレーする前田健太投手が28日、元DeNAヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏のYoutubeチャンネルにゲスト出演し、NPBからメジャーの世界に飛び込んだときのエピソードを披露した。

 前田は2015年オフに広島からポスティングシステムでドジャースへ移籍。日米の違いとして、最初に驚かされたのがキャンプ中のミーティングでの選手の態度だったと明かした。

 「みんな、ご飯食べながら監督の話聞いたりとか、ガム食べながらとか。途中で何人もトイレ行くし…。『何だこれは!?』みたいな。監督が真剣に話しているのに…。『いいの、それで?』と思って」と、カルチャーショックを受けたことを明かした。

 自身は「僕もルーキーだと思ってアメリカに行っているので。『一番最後に帰った方がいいかな?』とか、『ちょっと朝早く行った方がいいかな?』とか」と、日本時代のような気遣いを見せていたという。

 現地で乗る自家用車についても「『あんまり車は派手なの乗らない方がいいかな?』とか、いろいろ考えて」となるべく目立ちすぎないようにロサンゼルスの街でリサーチしたという。「一番よく街中で走っている車にしようかな、みたいな。ベンツのSUVみたいのが一番、街中に走ってたので『これにしよう』」と無難な選択をしたことを告白。高木氏も「地味やな~メジャーリーグとしたら。もっと夢のある車乗ってよ~」と思わずツッコんだ。

 「ルーキーだったので、あんま調子乗っちゃいけないなって…」と話した前田だったが、1年目を終えて「全然、関係なかったというか。誰もそんなこと気にしてないんで…。自分のことが終わったら帰っていいし、朝も自分の練習に合わせた時間に来ればいい」と杞憂(きゆう)だったことに気づかされたという。

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