WBC韓国代表・高佑錫、パドレスと2年6・4億円で合意 米報道 元阪神スアレス、松井裕樹らと守護神争いか
韓国リーグ(KBO)、LGからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指していた高佑錫(コ・ウソク)投手がパドレスと2年450万ドル(約6億4000万円)で合意した、と3日(日本時間4日)、大リーグ公式サイトなど、複数の米メディアが伝えた。 高はLG一筋7年間で救援投手として通算354試合に登板し、19勝26敗139セーブ、防御率3・18。3年目からは不動の守護神としてチームを支え、19年と22年にはシーズン防御率1点台を記録した。今季は44登板、3勝8敗15セーブ、防御率3・89だった。
同投手は3月に開催されたWBCに韓国代表として出場。高は1次ラウンド・日本戦を前に大谷翔平への故意死球をほのめかす発言が物議を醸した。
パドレスは昨季終了後に抑えのヘイダーがFAになったため、守護神は不在。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は前日に自身のXで高について「クローザーになるようだ」と伝え、元阪神のロベルト・スアレスや昨年12月に5年契約で合意した楽天の松井裕樹らと抑えの座を争う可能性を示唆した。