エンゼルスの“兜係”ムードメーカー フィリップスがWソックスとマイナー契約 メジャー昇格で年俸1・7億円

 昨季はエンゼルスで大谷翔平選手らと同僚だったブレット・フィリップス外野手(29)がホワイトソックスとマイナー契約で合意した、と4日(日本時間5日)、USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者ら、複数の記者がXで伝えた。メジャーのキャンプに招待選手として参加し、メジャーに昇格した場合の年俸は120万ドル(約1億7000万円)。

 フィリップスは12年ドラフト6巡目でアストロズ入団。15年途中にブルワーズへトレードされ、17年6月にメジャーデビューした。強肩堅守で走力のある外野手として高く評価され、レイズ時代の21年には118試合に出場し、打率・206、13本塁打、44打点、50得点、14盗塁を残した。

 昨季はエンゼルスと第4外野手として1年契約を結び、本塁打儀式の兜係を自ら買って出るなど、ムードメーカーとして貴重な役割を担った。代走や守備固めなど、出場機会が制限されるなか、打撃で結果を残せず、5月にメジャー40人枠から外されたが、9月にメジャー復帰を果たし、20試合で打率・200、3本塁打、4打点、OPS・673だった。

 妻のブリアナさんは元日本ハム監督のトレイ・ヒルマン氏の愛娘。夫人同様、フィリップスも親日家で今オフの日本球団への移籍が注目されていた。

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