プロ野球の榊原定征コミッショナー（８０）は日本野球機構（ＮＰＢ）が新年業務を開始した５日、取材に対応。２０２５年に日本開催が検討される米大リーグの開幕シリーズについて、東京ドームで行う方向で調整を進めていることを明かした。

　同コミッショナーが夢プランの一端を明かした。「２５年は東京でやる方向で計画ができています。日程も日本の（公式戦）開幕前に来ていただいて２試合行う」。日本で開催するメジャーの開幕戦。大谷翔平投手や山本由伸投手が所属するドジャースを希望するかについて「具体的に、どのチームがという話はしておりませんけど。まあ、一般論としてはそうでしょうね。日本の注目する選手が来ていただいた方がいいことは、いいわけで」と語った。

　今年３月にはドジャース対パドレスの開幕戦が韓国で開催され、榊原コミッショナーも訪問する予定。そこでＭＬＢのマンフレッド・コミッショナーとも会談する予定だという。「今度会った時に聞いてみます。どんな（メジャーの）球団が来るんですかっていうことで」と説明した。

　仮に２５年にドジャース・大谷が、開幕戦を東京ドームで迎えるとなれば、大きな注目を集めそうだ。