今永昇太争奪戦は情報錯綜 「少なくとも5球団関心」、「真剣なのは4球団」、「カブスとRソックス」

 DeNAからポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指す今永昇太投手に関して、米メディアの情報が錯綜している。

 米東部時間11日(日本時間12日)の交渉期限が刻一刻と近づく中、大リーグ専門局、MLBネットワークのモロシ記者は自身のXに「日曜日の夕方(日本時間8日午前)現在、イマナガには少なくとも5球団が関心を示している」と投稿。「米国東部時間の木曜日午後5時(同12日午前7時)に交渉が締め切られる前にMLB球団との契約はまとまりそうだ」と続けた。

 さらに米全国紙「USAトゥデー」はこの日、ナイチンゲール記者による最新情報として「真剣に検討しているのは4チーム。そのうちの2チームはカブスとレッドソックス」と記した。

 今永に関しては元GMでMLB評論家のボウデン氏が移籍先最終候補としてカブス、レッドソックスのほか、エンゼルスとジャイアンツを挙げている。また、米スポーツ専門局ESPNは契約の年俸総額が1億ドル(約144億円)に達する可能性を伝えるなど、情報が入り乱れている。

 その一方で、ジャイアンツはマリナーズとのトレードで21年サイ・ヤング賞受賞の左腕レイの獲得を発表し、メッツが通算65勝の左腕マナイアと2年2800万ドル(約40億円)で合意したと報じられるなど、各球団が先発左腕を補強。また、パドレスからFAになったスネルや前レンジャーズのモンゴメリーら大物左腕の移籍先が決まっておらず、今後の動向が注目される。

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