今永昇太争奪戦 エンゼルスとジャイアンツ撤退か「他を探している」 米記者伝える「カブスとRソックス可能性高い」

 DeNAからポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指す今永昇太投手についてニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が9日(日本時間10日)、鈴木誠也外野手が所属するカブスと、昨オフに吉田正尚外野手を獲得したレッドソックスを最有力候補に挙げた。

 米東部時間11日(日本時間12日)の交渉期限が2日後に迫った状況でヘイマン記者がXを更新。「カブスとレッドソックスが左腕ショウタ・イマナガを獲得する可能性が高いと見られている」と記し、USAトゥデー紙(電子版)が2日前に報じた内容と同じ2球団を移籍先最有力に挙げた。

 また、大リーグ公式サイトが前日に「最有力」と報じたジャイアンツと、大谷翔平投手をFAで失ったエンゼルスは「今は他を探しているようだ」と、争奪戦からの脱落を示唆した。

 今永はDeNA一筋8年間で通算165登板、64勝50敗、防御率3・18。昨季は最多奪三振のタイトルを獲得した。昨年3月に開催されたWBCでは日本代表の世界一に貢献。メジャー10球団以上が獲得に興味を示し、一部メディアは総額1億ドル(約144億円)を予想している。

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