松井裕樹、大谷翔平からもパドレス入団祝福「同地区だけどよろしくね」 打倒・ドジャース宣言
楽天から海外FA権を行使し、パドレスと5年契約を結んだ松井裕樹投手が9日(日本時間10日)、オンラインで入団会見を行った。総額2800万ドル(約40億円)の契約を手にした左腕は、同じナ・リーグ西地区のライバルで、今オフに大谷翔平、山本由伸両投手を補強した常勝軍団のドジャースについて「牙城を崩せるようにやらないといけない」と意気込みを口にした。
パドレスにとって最大のライバルは、過去11シーズンで10度の地区優勝を果たし、11年連続プレーオフ進出を果たしているドジャースだ。今季は3月20、21日に韓国で開幕戦を戦う相手について松井は「当然、倒さなければいけない相手。牙城を崩せるようにやらないといけないと思います」と、『打倒・ドジャース』を宣言。米メディアから日本国内がドジャース連覇の空気になっているのかとの問いかけに「それは、なってるんじゃないですか」と笑いながら答えた。
ドジャースとの今季の対戦は13試合が予定されている。左打ちの打者には左投手が有利と言われていることから、勝負どころでの大谷とのマッチアップが注目されるが、「まずデータを見て、対策を取っていかないといけない。もちろん、世界最高の左バッターのうちの一人だと思うので、僕が左投げということで同地区でもありますし、多く対戦することになると思うのでチームの勝利のために抑えられるように全力を尽くしたいなと思います」と意気込んだ。
大谷にはパドレス入団をメッセージで報告したという松井。「翔平さんと少しメッセージして、『契約おめでとう』と言っていただいて、『同地区だけどよろしくね』って言われました」と明かした。