今永は2~4番手か カブスの先発投手事情

 DeNAからポスティングシステムを利用して米大リーグのカブスに移籍した今永昇太投手(30)が12日、本拠地シカゴで入団記者会見に臨み「伝統あるカブスに入団できることをうれしく思う。ワールドシリーズ優勝に向けて全力を尽くしたい」と目標を掲げた。背番号は自身の希望で18に決まった。契約期間は4年。米メディアによると総額5300万ドル(約77億4000万円)で、25年か26年のシーズン後に球団が選択権を行使すれば5年総額8千万ドルになる。

 昨季のカ軍先発陣の防御率はナ・リーグ15球団中6位の4.26。今永はシーズン後にFAになった昨季11勝のエース格、ストローマンの代役として期待されている。現時点でローテ入り確実なのは、昨季16勝の左腕スティール、22年14勝のタイヨン、通算93勝のヘンドリクスの3人。昨季同様5人制の場合、今永は2~4番手で起用されるとみられる。

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