藤浪晋太郎、複数球団とメジャー契約交渉継続「状況は流動的」 エンゼルスは“撤退”

 オリオールズからFAになり、今季の所属先が決まっていない藤浪晋太郎投手が複数球団とメジャー契約で交渉を継続している。

 関係者によると、16日(日本時間17日)までに昨季所属したオリオールズとアスレチックス、さらには、ジャイアンツやレッドソックスなど、救援投手を必要としている球団が同投手の代理人を務めるボラス氏に接触している模様。昨季の年俸をベースに交渉しているとみられる。その一方で藤浪に興味を持っていたエンゼルスが複数のリリーフを獲得したことで撤退姿勢を見せるなど、関係者は「状況は流動的」と話す。

 藤浪は昨オフに阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックスと1年325万ドル(約4億8000万円)で合意。開幕ローテーション入りを果たして4試合で先発したが、4連敗、防御率14・00と結果を残せず、4月下旬に中継ぎへ配置転換。7月にはリリーフとして高く評価したオリオールズへトレードされた。メジャー1年目の成績は64登板、7勝8敗2セーブ、5ホールド、防御率7・18、79イニングで83奪三振、52四死球。オリオールズ移籍後は安定感を見せ、30登板、2勝0敗2セーブ、2ホールド、防御率4・85だった。

 日本人のメジャーFA選手では所属先が決まっていない最後の選手。キャンプインが約1カ月後に迫るなか、藤浪が各球団の提示条件と投手事情を比較しながら自分の力を最大限に発揮できる場所を選んでいく。

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