レイズ移籍の上沢が会見 あえてマイナー契約「僕のことを理解してくださっている」「キャンプイン初日から勝負」

 日本ハムからレイズに移籍する上沢(中)が会見。栗山CBO(左)とかけつけた松本剛から花束を渡される
 日本ハムからレイズに移籍する上沢(中)が会見。栗山CBO(右)とかけつけた松本剛と握手
 日本ハムからレイズに移籍する上沢(中)が会見
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 日本ハムからポスティングシステムでレイズとマイナー契約を結んだ上沢直之投手(29)が19日、北海道北広島市のエスコンフィールドで会見した。「こういう場で正式にお話ししたいなと思っていたのでホッとした気持ちもあります」と話した。

 複数球団からメジャー契約での打診があった中で、あえてレイズを選択した。「ギリギリまで迷った」と言う。

 決断理由として「ピッチャーの事に対する球団全体のプライドというか、そこで勝つんだという思いを感じたので、僕の中では決め手になりました」とし、さらに「僕のことを調べて理解してくださってくれていることがあるので。長いイニング投げてくれることを期待していると言ってくださいましたし、高めに伸びる真っ直ぐとフォークボールのバリエーションがいいと言われました」と話した。

 マイナー契約を反対していた新庄監督にも報告。「『寂しくなるけど一緒に戦って勝ちたかった』と言っていただいてうれしかったですし、ぼくも力になりたかったのが正直な気持ちなので。『これから思い切ってやってこいよ』と言われたので感謝です」と温かく送り出されたことを明かした。

 今後はメジャーキャンプに招待選手で参加し、昇格を目指す。「向こうに行ってからの立場としてはキャンプイン初日からどんどん勝負していかなければいけないので張り詰めた気持ちでもあります」。序盤から結果を残して、メジャー昇格を掴む思いだ。

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