上沢がサプライズに「えっ!?」伊江島自主トレ中の松本剛が花束贈呈 同期の絆「島行ってなかった?」「来ちゃったよ」
日本ハムからポスティングシステムでレイズとマイナー契約を結んだ上沢直之投手(29)が19日、北海道北広島市のエスコンフィールドで会見した。会見の最後には同期入団の松本剛外野手(30)が花束を手にサプライズ登場した。
その姿を見た瞬間、上沢は「えっ!?」と声のトーンを上がった。「島、行ってなかった?」と驚きの表情。松本剛は沖縄・伊江島で自主トレ中だったが、「来たよ。来ちゃったよ」と笑顔で花束を渡した。前日の練習を終えて羽田まで移動。ちょうど練習休みにあたるこの日の朝の便で北海道入り。会見後はまた沖縄に戻るというハードスケジュールで駆けつけた。
2011年のドラフト2位が松本剛で6位が上沢だった。3位の石川(ロッテ)、4位の近藤(ソフトバンク)の高卒入団組の4人は今でもグループラインでやりとりする仲。上沢は「決まった時にまず同級生4人に連絡しました。『応援している』と返してくれた。みんな現役を続けているので1年でも多く4人でやっていきたいと思います」と話した。
松本剛は「マイナー行きを自分で決めたって言うのを聞いて、上沢らしいと言うか。異国の地に行くにもかかわらず、よりいばらの道を選ぶあたりも、らしさが出ているし。でも間違いなくメジャーで投げる姿は想像できる」とエールを送る。今季の日本ハムに関しては「ピッチャーは大海(伊藤)と加藤さんが頑張ると思うんで、野手は引っ張っていけるように頑張りたいなと思います」とエースが去った後のチームを引っ張る思いを語った。