藤浪晋太郎の所属球団は「オリオールズにリリーフとして戻るのが一番いい」と藪恵壹氏「キャンプのギリギリで決まる可能性も」
元阪神で大リーグでも活躍した藪恵壹氏が30日、野球評論家の田尾安志氏のYouTubeチャンネル「TAO CHANNEL」に出演。オリオールズからFAになり、今季の所属球団が決まっていない藤浪晋太郎投手の行き先について「オリオールズに戻るのが一番いい。あのチームは強いし、藤浪の力を知っているから。リリーフとして行くのが一番いいのかな」と話した。
本人が先発を希望しているのではという田尾氏の質問に答える形で「163キロを投げる。(米国に)行く前から言っていたが、先発としては厳しいと思う。ショートイニングで力をガッと出せる投手だから」と回答。「もしかしたらまだ(先発希望の)オファーを代理人に言っているかもしれない」と予想した。
「今(移籍先候補に)挙がっているのはパイレーツ、フィリーズ」とし、「もしかしたらアスレチックス。ロイヤルズも」と下位球団なら先発要員として獲得がありうるとした。いずれにせよ「メジャー契約があるうちはそっちに行った方がいいし、行ってほしい」と助言。代理人が敏腕のWスコット・ボラス氏で「とにかくギリギリまで引っ張って。それでポンッと決めていく。もしかしたらキャンプインのギリギリで決まる可能性もある」とした。