大谷翔平、新天地の打順は3番 日本ハム・新庄監督流打順決定?にファン興奮 指揮官「かなり簡単だった」
大谷翔平投手が所属するドジャースのデーブ・ロバーツ監督が3日(日本時間4日)、本拠地ドジャースタジアムで開催されたファン感謝イベントに出席。特設ステージで行ったトークショーで「3番・大谷」を明言した。
まさかの展開に会場が異様な盛り上がりを見せた。メジャー屈指の1、2番コンビを組むベッツとフリーマンに大谷が加わり、破壊力を増したドジャースの上位打線。ステージ上のソファに足を組みながら軽快なトークを繰り広げていたロバーツ監督は司会者から今季の3人の打順を問われると、「わかった、こうしよう」と言って会場に押し寄せた約3万5000人の声援によって決めると提案した。
「2024年のドジャースのリードオフマンは」と切り出し、フリーマン、大谷、ベッツの順に名前を読み上げると、最大音量を獲得したのはベッツだった。2番は残り2人の“一騎打ち”。大谷にとって2番はエンゼルス時代の指定席とも言える打順で昨季は71試合で打率・337、26本塁打、49打点、OPS1・207に対し、3番は59試合で打率・253、17本塁打、40打点、OPS・875だ。ところが、ドジャースファンは圧倒的にフリーマンを支持した。
日本ハム・新庄監督を彷彿とさせるファンの声による打順決定。「1番ベッツ」、「2番フリーマン」、「3番大谷」が発表されると、ファンたちは大喜び。指揮官は「これが私の決断を左右することはない」との注釈を忘れなかったが、ファンの反応に「かなり簡単だったね」と、自身の構想通りであることを示唆した。