落合博満氏「一番敵が多い」大谷翔平の三冠王獲得で最難関となる部門とは「全選手に可能性がある」納得の分析

 元中日監督の落合博満氏が4日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。ドジャース・大谷翔平投手の三冠王獲得の可能性について「あるでしょうね」と語り、その条件として納得のポイントを指摘した。

 昨季、ア・リーグで本塁打王を獲得した大谷。右肘の故障で離脱するまで打点&打率でもトップを狙える位置につけていた。移籍1年目で打者専念となる今季は三冠王への期待も高まる。

 落合氏は「三冠王の可能性はあるでしょうね。ホームラン王とってますからね」と言及。その上で「一番は打率。全選手に可能性があるのが首位打者。一番敵が多い」と指摘した。現役時代にプロ野球史上唯一となる3度の三冠王を獲得した経験を踏まえ、3部門で最難関となるのが打率だという。

 本塁打、打点にはある程度、長打力という要素が必要不可欠となるが、打率に関してはバットコントロールに加え、内野安打を奪えるスピードを持つ選手が有利になると考えられる。昨季、・304をマークし、リーグ4位の打率を残した大谷。長打力とは別の特徴を持つ選手たちとの争いも制していかなければならないと分析した。

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