大谷翔平 ド派手に白ポルシェで登場!早くも報道陣殺到 ドジャース、10日キャンプイン

 米大リーグは9日(日本時間10日)に大谷翔平選手(29)と山本由伸投手(25)が加入したドジャースが全30球団の先陣を切ってアリゾナ州グレンデールでキャンプイン。前日の8日は両選手とも球団施設を訪れて、初日に備えた。パドレスもアリゾナ州ピオリアで2月11日から動き出し、2球団は例年より早い始動となる。オープン戦も両球団の顔合わせで22日にスタート。残りの球団は14日以降に動き出す。

 キャンプインを翌日に控えて精力的に動いた。バッテリー、リハビリ組の集合日となったこの日、水原通訳が運転する白のポルシェの助手席に乗って大谷はキャンプ施設入り。2本のバットを手に室内練習場に入ると、約5時間滞在し、打ち込みなどで汗を流した。

 キャンプ施設は早くも多くのメディアでごった返している。ドジャースは昨季30球団で断トツとなる380万人超の観客を動員した人気球団。ただでさえ注目度は高いが、大谷の加入でさらにヒートアップしている。新天地で動き出す様子を報じようと、日米で50人以上の報道陣が集結した。

 チームもこれを見越して、受け入れ態勢を強化した。従来の記者室は、20人弱でいっぱい。入りきれない報道関係者用に、駐車場に仮設テントを設置。電源完備のテーブルを並べた。

 その過熱ぶりに通算210勝を誇るカーショーも驚いた。再契約が報じられ、取材対応時に大量のカメラに囲まれると「翔平効果だね」と目を丸くし、「翔平に常に注目が集まると思うけど、彼はそれに対応できるだけの頭脳の持ち主でもある。シーズン中はこれ以上に集まるかもしれない。選手みんなにとってもいいこと」と歓迎した。

 右肘手術で今季は打者に専念する大谷。3日のファン感謝イベントでは「スイングの力とか、ほぼ100%になっている」と話すなど回復は順調で、今キャンプでさらに状態を上げていく。キャンプ地は比較的ファンとの距離が近く、古巣エンゼルスでも、大谷が動くたびに大勢のメディアと観客が後を追った。狂騒曲の第2章が始まりを告げる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス