山本由伸の専属通訳は未定 当面はマエケンの通訳経験ある球団スタッフが担当
米大リーグは9日(日本時間10日)に山本由伸投手(25)と大谷翔平選手(29)が加入したドジャースが全30球団の先陣を切ってアリゾナ州グレンデールでキャンプイン。前日の8日は両選手とも球団施設を訪れて、初日に備えた。
山本は小雨が降る中でグラウンドに出て、キャッチボールをこなした。球団広報によれば、通訳は未定だが「山本選手のための通訳を雇う予定」という。当面は前田健太の通訳経験がある球団スタッフのウィル・アイアトンさんが担当する。キャンプ施設のロッカーは大谷の隣で、メジャー7年目となる「先輩」にいろいろと聞きながらトレーニングに臨む。
カーショーは山本の情報もすでに入手しているようで、代名詞ともいえる「やり投げトレ」のことも知っていた。今オフに初めて左肩にメスを入れた左腕は「復帰するために、やり投げを学ぶ必要があるね」とジョークも交えながら、「早く彼が投げるのを見たいし、楽しみにしている」と興味津々だった。