大谷翔平「まだまだ先がある」昨季MVP&本塁打王がさらなる進化に意欲 メジャー7年目キャンプイン

 新天地でキャンプ初日を迎え、笑顔で話す大谷(撮影・小林信行)
 新天地でキャンプ初日を迎え、笑顔で話す大谷(撮影・小林信行)
 約100人の日米報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
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 ドジャースの大谷翔平、山本由伸両投手が9日(日本時間10日)、アリゾナ州グレンデールでバッテリー組のキャンプ初日を迎えた。メジャー7年目の大谷は昨年9月に手術を受けた右肘のリハビリのため、室内で投手陣とは異なる個別メニューで調整。1年目の山本はキャッチボールやブルペン投球練習など、約2時間のメニューをこなした。

 自身7度目のメジャーのキャンプ。気温8度と肌寒いアリゾナの空の下で大谷が飽くなき向上心を見せた。

 昨季は二刀流の活躍で2年ぶり2度目のMVPを受賞した。中でも打撃は44本塁打で日本勢初のタイトルを獲得し、スラッガーの指標でもあるOPS(出塁率+長打率)は両リーグ最高の1・066をマーク。成長の跡を見せた。

 現在は右肘のリハビリのメニューをこなしながら室内打撃練習などを行っている大谷は「バッティングは去年、かなりいい感じをつかめてたので、それを継続するところと、微妙に変えにいくところかなと思う。今のところは大きくは変えてないですし、必要な所々で調整しながらキャンプ中に直せたらいいかなと思います」と話し、自身の打撃レベルに関しては「1段階と言わず、まだまだ(上は)あると思っている。入る打線によってやることももちろん変わってきますし。自分の磨く技術は変わらない。まだまだ先がある」とさらなる成長に意欲を見せた。

 昨オフにエンゼルスからFAになり、ドジャースとプロスポーツ史上最大の10年7億ドル(当時のレートで1015億円)の契約で合意し、移籍を決断した。新天地で迎えた今キャンプの目標を「1年目(新人)のつもりで環境に慣れることが最優先。まずはお互いを知ることからだと思う」と掲げ、自ら積極的にコミュニケーションを図っていく考えを示した。「いろんな人と挨拶するので、まずは2回目の挨拶行かないように。へへへ。一発目で覚えれるように。もし行った時は勘弁してほしいなとは思います」と、にこやかに話した。

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