大谷キャンプインにメディア集結 ファンも歓声
【グレンデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグ、ドジャースの一員となった大谷翔平(29)と山本由伸(25)が9日、アリゾナ州グレンデールでキャンプインした。肌寒い気候の中、初日には日米のメディア約80人が詰めかけ、ファンも数百人がスター選手を一目見ようと足を運んだ。
大谷は屋内での調整でグラウンドに現れなかったが、背番号「17」のユニホームを着たファンの姿も目立ち、注目度の高さをうかがわせた。山本は初日からブルペンでの投球練習を実施。移動の際にはファンも一斉に後を追うように動き、歓声に笑顔で手を振って応える場面もあった。
キャンプ地近郊に住む主婦の前田はるかさんは「大谷選手は見られなかったけど、選手と距離が近く、雰囲気は最高。毎日来たい」と感激の様子。ワールドシリーズ進出を期待しながらも「まずはけがなくやってほしい」と願った。
ロサンゼルスから訪れた馬場晃さんは「青空の下、山本選手はブルーのユニホームが似合っていた。訪れるファンは今後もっと増えると思う」と話した。