山本由伸に大谷熱視線 2度目ブルペンで変化球意識して34球 大谷との会話は「球種の話だったり」
「ドジャース春季キャンプ」(11日、グレンデール)
ドジャースの山本由伸投手(25)がキャンプ地で2度目のブルペンに入り、直球と変化球を合わせて34球を投げた。
中1日のマウンドとなったこの日は球団のフロント陣や首脳陣に交じり、昨年9月に手術を受けた右肘のリハビリのため別メニュー調整中の大谷が背後から見守る中で投球。「しっかりと自分の投球ができたと思います」と胸を張った。
前回は直球主体の組み立てだったが、この日は変化球を意識。「スプリットは多少抜けたが、すぐにアジャストできると思う」。大谷と話し込む場面もあり、「球種の話だったり、そんな感じです」と会話の一部を明かした。
バッテリー組のキャンプインから3日が経過し、「少しずつ落ち着きながら集中して練習できている」と山本。個人の目標と問われると、「まだ数字の部分は分からないですけど、とにかく精いっぱい投げてワールドチャンピオンに貢献できたらうれしい」と表情を引き締めた。