WBCベストナインの張育成、レイズとマイナー契約 球団発表 日本球団と交渉の報道も
WBC台湾代表で、レッドソックスからFAになっていた張育成(米登録名はユー・チャン)内野手がレイズとマイナー契約で合意した。20日(日本時間21日)までに球団が発表した。
張は母国のプロリーグを経験することなく、13年にアマチュアFAでインディアンス(現ガーディアンス)と契約。19年6月にメジャー初昇格を果たし、28試合に出場した。21年には89試合で打率・228、9本塁打、39打点を残した。22年以降はパイレーツ、レイズ、レッドソックスを渡り歩いた。
昨季は39試合にとどまり、打率・162、6本塁打、18打点、OPS・552。マイナーでは20試合、打率・276、3本塁打、10打点、OPS742だった。3月に開催されたWBCに台湾代表で出場し、1次ラウンド敗退ながら一塁手でベストナインにあたる「オールWBCチーム」に選出された。
今オフは日本球団とも交渉していると報じられるなど、その動向が注目されていた。