フィリーズは山本由伸にドジャースを上回る金額を提示か フィラデルフィアの地元紙が報じる 獲得資金は夏の補強に温存

 米フィラデルフィアの地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」(電子版)は20日、複数の球界関係者からの情報として、今オフにオリックスからポスティングシステムを利用してドジャースへ移籍した山本由伸投手に対して、フィリーズがドジャースを上回る額のオファーを提示していたと報じた。

 同紙によると複数の球界関係者からの情報としてフィリーズは山本にドジャースを含むどの球団より多くの金額を提示したとし、フィリーズのオーナー、ジョン・ミドルトン氏が同紙によるインタビューで「われわれは山本獲得を強力にプッシュした。もう一度やらなければならないとしても同じことをするだろう」と話したと伝えた。

 一方で同オーナーは、今オフに獲得を目指していた3投手が他球団と契約後、デーブ・ドンブロウスキー球団社長から今は資金を温存しておくよう助言されたとし「“火薬”を節約しておくことだ。デイブ球団社長は『いま使わなくても7月に使えば、より効果的な補強ができるかもしれない』と言った。私も彼に同意する」と話したと報じた。

 山本は今オフ、プロ野球オリックスからポスティングシステムを利用し、メジャーの投手で史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約465億円)の大型契約で移籍した。

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