大谷の後払い契約 米大リーグ選手会幹部が支持

 米大リーグ選手会のクラーク専務理事は、大谷がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1015億円)の契約のうち約97%を期間満了後に受け取る方式について、「選手たちはできる限り多くの選択肢を有するべきだ。他の選手も翔平と同じやり方を望めば、同じ決断ができる」と支持する意見を表明した。20日、ロサンゼルスタイムズ紙(電子版)が伝えた。

 大谷の異例の後払いについては、カリフォルニア州の会計監査官が「税の公平な分配を妨げている」と問題視する声明を1月に公表。ドジャースは大谷の他にも後払いで契約を結ぶ選手が目立ち、戦力均衡の点からも懸念の声が出ていた。

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