大谷翔平、まさかの4位 3年連続1位逃す 専門局ランキング発表 司会者絶句「ショウヘイは世界一の選手ですよね?」

 実戦形式の練習を前に笑顔を見せる大谷
 ウオーミングアップでチームメートと談笑する大谷
 調整する大谷。左奥はベッツ
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 米大リーグ専門チャンネル、MLBネットワークは21日(日本時間22日)、現役選手トップ100人を発表。過去2年1位だった大谷翔平投手(ドジャース)は4位に入り、3年連続の快挙を逃した。

 オフにエンゼルスからドジャースへ移籍し、大きな注目を集めている大谷がまさかの4位。発表の瞬間、番組司会者のアムシンガー氏は絶句した後、「ショウヘイは世界一の選手ですよね?」と声を上げ、解説者のクリス・ヤングとロン・ダーリング両氏に納得いかない表情を見せた。

 昨季の大谷は投打同時出場23試合を含む135試合に出場。打者としてはア・リーグ最多の44本塁打を放ち、初の打撃タイトルを獲得し、リーグ1位の出塁率(・412)、両リーグ最高の長打率(・654)&OPS(1・066)をマーク。他の打撃部門ではリーグ4位の打率・304&102得点、95打点、20盗塁だった。

 投手としては2年連続2桁勝利となる10勝を挙げて防御率3・14。規定投球回には届かなかったが、132イニングを投げて167奪三振。右肘じん帯損傷と右脇腹痛のため、シーズンを完走できなかったが、ベーブ・ルースがなしえなかった前人未到の2年連続2桁勝利&2桁本塁打を達成。2年ぶり2度目のMVPなど、数多くのタイトルを手にした。

 ダーリング氏は大谷が唯一無二の選手であり、昨季の活躍を認めながら「4位なのは、今季は投げないというの(理由)はある」と、昨年9月に手術を受けた右肘のリハビリのための、二刀流封印を理由に挙げた。

 大谷に代わって1位に選出されたのはロナルド・アクーニャ外野手(ブレーブス)。昨季はメジャー史上初の40本塁打&70盗塁を達成し、ナ・リーグのMVPを獲得した。

▽MLBトップ20は以下のとおり。

1位 ロナルド・アクーニャ外野手(ブレーブス)

2位 ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)

3位 アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)

4位 大谷翔平投手(ドジャース)

5位 フレディ・フリーマン内野手(ドジャース)

6位 コーリー・シーガー内野手(レンジャーズ)

7位 フアン・ソト外野手(ヤンキース)

8位 ヨルダン・アルバレス外野手(アストロズ)

9位 ゲリット・コール投手(ヤンキース)

10位 フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)

11位 ブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)

12位 マイク・トラウト外野手(エンゼルス)

13位 マット・オルソン内野手(ブレーブス)

14位 ホセ・ラミレス内野手(ガーディアンス)

15位 オースティン・ライリー内野手(ブレーブス)

16位 トレイ・ターナー内野手(フィリーズ)

17位 スペンサー・ストライダー投手(ブレーブス)

18位 コービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)

19位 アドレー・ラッチマン捕手(オリオールズ)

20位 ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)

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