ポスト大谷翔平は23年ドラ1の22歳 エンゼルス監督が打線の構想明かす 4番レンドン 米紙報道

 大谷翔平選手が昨季まで所属したエンゼルスのロン・ワシントン監督が打線の構想を明かした。地元紙、オレンジカウンティ・レジスターが22日(日本時間23日)、同監督が現時点のベストのラインアップとして大谷に替わる2番に23年ドラフト1巡目指名のノーラン・シャヌエル内野手を起用する考えを示したと伝えた。

 シャヌエルは昨年のドラフトで全体11位指名の逸材。マイナーで22試合に出場した後、2Aから“飛び級”でメジャーデビューを果たした。コンタクトのうまさと選球眼が持ち味で昨季は29試合の出場で打率・275、1本塁打、6打点、出塁率・402をマーク。同紙によると、ワシントン監督は出塁率の高さから当初はシャヌエルを1番で起用することも考えたが、バットさばきを重視し、昨季の大谷が最も多く出場した2番に置くことに決めたという。

 中軸は3番トラウト、4番レンドン、5番ウォード。レンドンは過去3年はけがに泣き、計148試合で13本塁打にとどまっているが、指揮官はかつての安定感を取り戻すことを期待。ネトは9番を志願したという。

 また、1番は相手投手によって使い分ける方針で対右投手はモニアックを、対左投手はレンヒーフォを起用。8番も同じくツープラトンで右投手には両打ちのヒックスを、左投手にはアデルを出場させる考えだという。

▽ワシントン監督が明かした打線の構想 数字は昨季の成績

対右投手

1番・右翼 モニアック 打率・280 14本塁打 45打点

2番・一塁 シャヌエル 打率・275 1本塁打 6打点

3番・中堅 トラウト  打率・263 18本塁打 44打点

4番・三塁 レンドン  打率・236 2本塁打 22打点

5番・左翼 ウォード  打率・253 14本塁打 47打点

6番・二塁 ドルーリー 打率・262 26本塁打 83打点

7番・捕手 オハピー  打率・236 14本塁打 29打点

8番・DH ヒックス  打率・253 8本塁打 36打点

9番・遊撃 ネト    打率・225 9本塁打 34打点

対左投手1番・二塁 レンヒーフォ打率・264 16本塁打 51打点

2番・一塁 シャヌエル 打率・275 1本塁打 6打点

3番・中堅 トラウト  打率・263 18本塁打 44打点

4番・三塁 レンドン  打率・236 2本塁打 22打点

5番・左翼 ウォード  打率・253 14本塁打 47打点

6番・DH ドルーリー 打率・262 26本塁打 83打点

7番・捕手 オハピー  打率・236 14本塁打 29打点

8番・右翼 アデル   打率・207 3本塁打 6打点

9番・遊撃 ネト    打率・225 9本塁打 34打点

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