元楽天・安楽智大 メキシカンL・メキシコシティのキャンプ参加決定 球団発表 元巨人育成・ミサキらと4・11開幕目指す
昨年11月にチームメートへのパワハラ疑惑により楽天から自由契約になった安楽智大投手が、メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズのキャンプに参加することが分かった。23日(日本時間24日)、球団が公式Xで発表した。
安楽は愛媛・済美高から14年ドラフト1位で楽天に入団。昨季まで9シーズン通算231試合に登板し、18勝21敗3セーブ、50ホールド、防御率3・59をマーク。昨季は57登板、3勝2敗、10ホールド、防御率3・04だった。
昨季終了後に同投手による後輩選手へのパワハラ疑惑が浮上し、球団は無期限での契約更改延期と自宅待機を決定。その後の選手や球団スタッフへのアンケートなどの結果、具体的なパワハラ行為があったことが確認され、昨年11月30日に自由契約を発表した。
レッドデビルズがこの日発表したキャンプ参加選手は投手31人、野手22人。投手の中には安楽のほかにブラジル出身で元巨人育成のダニエル・ミサキ投手や元独立リーグ・福井の工藤優太投手らの名前があり、日本球界経験者が4月11日に開幕するシーズンのベンチ入りを目指す。