ドジャース、年俸15億円マーゴをツインズへ放出 昨オフにレイズから獲得 在籍期間わずか2カ月 米報道
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースがツインズとのトレードでマニュエル・マーゴ外野手(29)とマイナー内野手のライン・ドンコンを放出し、21年ドラフト1巡目のノア・ミラー内野手を獲得した、と26日(日本時間27日)、大リーグ公式サイトが伝えた。同外野手は昨年12月のトレードでレイズからタイラー・グラスノー投手とともに移籍したばかりで、在籍期間はわずか2カ月だった。
また、チームは昨季途中から所属し、シーズン後にFAになった人気ユーティリティー選手のエンリケ・ヘルナンデス(32)と1年の再契約を結んだと報じられた。
ドミニカ共和国出身のマーゴはメジャー9年目のベテラン外野手。16年にパドレスでメジャーデビューし、20年から昨季までレイズでプレーした。通算成績は788試合、打率・255、52本塁打、283打点、91盗塁で、昨季は99試合、打率・264、4本塁打、38打点だった。
今キャンプではオープン戦2試合に出場し、6打数無安打だった。
ドジャースはオフに外野手を再編。ベッツを二塁へ完全コンバートし、マリナーズからFAになったヘルナンデスを分割後払いの1年2350万ドル(約35億2500万円)で獲得。さらにヘイワードと1年900万ドル(約13億5000万円)で再契約した。中堅には昨季からレギュラーに定着したアウトマンがおり、今季年俸1000万ドル(約15億円)のマーゴは余剰戦力と考えられていた。