ドジャース、野手の補強&整備完了 人気者スーパーサブの再契約と年俸15億円のマーゴの放出を正式発表

 大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは26日(日本時間)、昨季終了後にFAになっていたエンリケ・ヘルナンデス選手(32)と1年で再契約したと発表。また、同日、ツインズとのトレードでマニュエル・マーゴ外野手(29)とマイナー内野手のライン・ドンコンを引き換えに21年ドラフト1巡目のノア・ミラー内野手を獲得したことも発表した。米報道によると、ヘルナンデスの年俸は400万ドル(約6億円)。

 プエルトリコ出身で「キケ」の愛称で親しまれているヘルナンデスは14年にアストロズでメジャーデビュー。15年から20年までドジャースでプレーし、内外野をこなすスーパーユーティリティ選手として18年には21本塁打をマークするなど、ファンの間でも人気を博した。21年からはレッドソックスでプレーしたが、昨季途中に“古巣”に復帰し、全外野と二塁以外の内野を守った。

 ヘルナンデスと入れ違いになる形でツインズへトレードされたマーゴは昨年12月にレイズから先発投手のグラスノーとともに移籍。しかし、チームは左翼候補としてマリナーズからFAになったテオスカー・ヘルナンデスを1年2350万ドル(約35億2500万円)、分割一部後払いの条件での契約で獲得。さらに、ベテラン右翼のジェイソン・ヘイワードと1年900万ドル(約13億5000万円)で再契約した。中堅には昨季からレギュラーに定着したジェームズ・アウトマンがおり、外野もこなすキケとの再契約にめどが立ったことで完全な余剰戦力になっていた。

 内野陣は一塁フレディ・フリーマン、二塁ムーキー・ベッツ、三塁マックス・マンシー、遊撃ギャビン・ラックスが確定しており、控えのミゲル・ロハスにキケが加入。指名打者の大谷、捕手のウィル・スミスとオースティン・バーンズと合わせ、野手陣の戦力はほぼ整ったとみられる。

 今後の課題は投手陣。3月20日の韓国開幕戦に向けて先発ローテーションの確立と守護神の正式決定に注目が集まる。

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