ステージ4のがん闘病、ダルビッシュ弟「どうしても伝えたい事が一つ」「有と変わらないほど翔が俺を強くさせた」
米大リーグ・パドレスに所属するダルビッシュ有投手の弟・賢太さんが27日、自身のXを更新。もうひとりの兄、翔さんへの感謝をつづった。
賢太さんは26日、日本テレビ系で放送された「人生が変わる1分間の深イイ話 復活2時間SP」にVTR出演。兄や自身の闘病などについて語った。
賢太さんは番組放送後にXを更新し、「昨日の深イイ話を見てくれた人ありがとう」と感謝。続けて、「ただどうしても伝えたい事が一つ。有と変わらないほど翔が俺を強くさせた。俺ら家族の絆は翔あってこそ」と、記した。
翔さんは大阪で清掃活動や炊き出し活動を行っているが、「俺のゴミ拾いも『大阪租界』という翔が130回も毎週続けてる炊き出し活動の名の下。身内は身内で他所は他所」と投稿。昨年2月のWBCキャンプで撮影された2人の兄のツーショット写真も添えた。
賢太さんは22年に精巣がんを公表。同年3月に睾丸の摘出手術を受けたが、その後、リンパへの転移が見つかり、昨年2月から半年間、抗がん剤治療を続けた。がんはステージ4だったという。
賢太さんは番組で、「有が一番かっこいい。有が(メジャーで)必死に楽しそうにやってるのを見て励みになりました」と、闘病の支えになっていることを明かしていた。
ダルビッシュ家はパドレスで活躍する有が長男で、翔さんが次男、賢太さんが三男。番組では母・郁子さんもVTR出演した。