高木豊氏が解説 大谷の本塁打に驚き「計算して反対方向に」「頭も技術も3打席目から全開に使えるのか」

 高木豊氏
 ホワイトソックス戦のベンチで試合を見守る大谷
 ホワイトソックス戦の5回、2ランを放つ大谷
3枚

 元DeNAヘッドコーチで野球評論家・高木豊氏が28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。初のオープン戦で2ランを放ったドジャースの大谷翔平選手の打席を解説した。

 高木氏は2打席目までの内容を見て、「打席でフルスイングできていたから心配ないな、結果よりも出場したことが素晴らしいことなんだと感じていたが」という。だが、3打席目の結果に「なんとホームラン」と驚き、「フルカウントから、インサイドの球を反対方向に持っていく。大谷選手は計算して反対方向に打ちにいった」と解説した。

 この打席の内容について「打者はフルカウントになると真っすぐも変化球も頭に入れないといけない。そうなると若干、ポイントを引きつける」と説明。「大谷選手は風も計算していたと思う。風に乗せようと、ある程度計算はあったと思う。右肘で抜きながら、縦振りで向こうに持っていった。いやあ、頭も技術も3打席目から全開に使えるのか」と、実戦3打席目にしてハイレベルな打撃内容に舌を巻いた。

 昨季右肘を手術し、今季は打者に専念。高木氏は「今年、十分ホームラン王を取ることもできるし、3冠王も狙えるかもしれないよね 打者としての記録を狙えるチャンスかもしれない」と期待感を示した。

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