大谷への初球は「アンダースロー」(笑)とダルビッシュ 注目の初対決を展望 ドジャースとのライバル関係は「阪神-巨人」

 パドレス・ダルビッシュ有
 マリナーズ戦に先発したパドレスのダルビッシュ(共同)
 マリナーズ戦の1回、ハガティを空振り三振に仕留めたパドレスのダルビッシュ(共同)
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 大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手が3日のTBS系「S☆1」で、日本ハム時代に同僚だった糸井嘉男氏のインタビューを受けた。今季一番の注目は、ドジャース・大谷翔平投手との自身初対決。糸井氏から、もし初球に投げるとしたら、と問われると「アンダースローですね」と答えて笑った。

 番組が用意した大谷の2023年のゾーン別(9分割)打率を見せられたダルビッシュは「正直、全体で打率を出されても何もわからない。長打率もそうだし、芯に当たってる確率はどうなの?球種どうなの?、カウントどうなの?って」と慎重。「インハイは打率・440とあるけど、例えばポテンヒットが多いなら質は低いし。球種別にやったらまた変わってくる。カウントや走者がどこにいるかでも」と真剣に話した。それらのデータを分析した上で、さらに当日の大谷の打順や状況にもよるとし「ゲームプランニングはまだしていない。初球はどうとかまったくわからない」とダルビッシュ。決まっているのはアンダースローで投げることだけかと糸井氏に確認されると「可能性は大の中くらい」とけむに巻いた。

 ダルビッシュと大谷は、これまで一度も対戦がない。「今まで対戦したことが一回もない。投げ合ったこともないし、(投手と打者としての)対戦もない。(大谷が)ドジャースに来たことで対戦する機会が増える」と楽しみにする。

 パドレスとドジャースは同じナ・リーグ西地区に所属し、今季開幕戦は3月20、21日に韓国での2連戦が予定されている。ドジャースの強さについては「ライバルというか。すごく嫌な相手。阪神-巨人じゃないが、そういうところはある」と分析。「強い。豪快じゃないが、ベースランニングをちゃんとする。ちゃんとボールを追いかける、捕ったらすぐカットに返す。基本的なところをちゃんとするのがドジャース。米国では取りこぼしをしづらい」と評価すると、ドジャースの春季キャンプを視察したばかりの糸井氏も「(強打者の)ベッツもフリーマンもバント練習をする。すごいな」とうなずいていた。

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