ドジャース・大谷は幸せそうだったね 再会抱擁の盟友トラウト明かした

 試合前にあいさつを交わすドジャース・大谷とエンゼルスのトラウト
 試合前、撮影に応じるトラウト(左)と大谷
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 「オープン戦、ドジャース0-4エンゼルス」(5日、グレンデール)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)は昨季まで在籍したエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数無安打、2三振。オープン戦出場4試合目で初の無安打に終わった。試合前には主砲のトラウトと熱い抱擁を交わすなど、6年間プレーした古巣のチームメートらと旧交を温めた。

 大谷は古巣の投手陣に封じ込められた。初回無死二塁での第1打席は昨季4勝の右腕シルセスと対戦し、空振り三振。三回1死一塁の第2打席は左腕のトーマス相手に見逃し三振。五回2死一塁からの第3打席は右腕ズニガの前に中飛に倒れ、その後は代打を送られた。

 昨季までのチームメートと初めて対し「向こうのホームだったら違うと思うが、そういう点では違和感はなかった」と振り返った。試合前のウオーミングアップ中には元チームメートのオハッピーやネト、ウォードらと再会して談笑。盟友トラウトとも抱擁し、大谷が水原通訳を呼び寄せてスリーショットの撮影に納まるシーンもあった。

 トラウトは報道陣の質問に「直感だが、翔平はドジャースに行くと思っていた。翔平や一平がいなくて寂しいけど、彼の決断を尊重する。この冬に起こったこと、契約も結婚も全て祝福したよ。(大谷は)幸せそうだったね」。エンゼルスを巣立った特別な友人との時間は格別だった。

 今キャンプをリハビリ組で過ごしてきた大谷は、ここまで順調。「あとはどれぐらい(打撃の)質を上げていけるか。しっかりと見えているか、振れているか、いいタイミングで待てているかが大事」と話し、照準を20、21日にパドレスと対戦する韓国シリーズに合わせる。トラウトらとともに中核を担ったエンゼルス時代よりもスケールアップした打撃をソウルで披露したい。

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