米大リーグ、エンゼルスは７日（日本時間８日）、メジャーキャンプに招待選手として参加していた８年目のベテラン、ハンター・ドジャー内野手らをマイナーキャンプへ降格したと発表した。同内野手はドジャースへ移籍した大谷翔平選手の背番号「１７」をつけてプレーしていた。

　ドジャーは昨季までロイヤルズで８シーズン所属し、１９年にはリーグ最多１０三塁打、２６本塁打などをマーク。通算５９４試合、打率・２３８、７３本塁打、ＯＰＳ・７２５の成績を残していた。

　昨季は２９試合で打率・１８３と精彩を欠き、５月に戦力外に。今年１月末にエンゼルスとマイナー契約を結び、メジャー登録４０人枠入りを目指して招待選手としてキャンプに参加した。オープン戦では３戦目に３ランを放って存在感を示したが、１０試合で打率・２１１（１９打数４安打）、ＯＰＳ・７３９とアピールできなかった。

　エンゼルス傘下３Ａにはトーレス投手も１７番をつけており、ドジャーが同番号を継続するかは不明。今後のチーム状況次第で同内野手のメジャー昇格の可能性はあるが、現時点で背番号「１７」はふたたび“空き番号”となった。