ダルビッシュがキャンプ地で自炊「白米、みそ汁、納豆、温泉卵、鶏の胸肉、サラダのセットがメイン」高木豊氏のYouTubeで
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(38)が10日に更新された高木豊氏のYouTubeチャンネルに出演。現在の食生活や、コンディショニングに興味を持った経緯などについて語った。
キャンプ地を訪れた高木氏のインタビューに応じたもので、1年前より「若返った感じがする」と指摘されると「疲れてましたね。WBCのときは疲れてましたね。(肌つやは)最近チョットいいです」とニヤリ。今オフの新たな取り組みの話題になり「トレーニングの量を増やした。食事もなるべく和食というか腸内環境を考えた食事を自炊でするようにしている」と説明した。
キャンプ地では1人暮らしで「白米、みそ汁、納豆、温泉卵、鶏の胸肉、サラダ。そのセットを毎食じゃないが、メインで食べている」。食後に重心の位置の感触がよく、体に軽さがあり、筋肉の張りも出てくるのだという。
サプリメントを摂取し始めたのはプロ2年目の20歳の頃。交流戦のヤクルト戦に登板して「(打線に)7点くらい取ってもらったのに4回2/3で降りて。肩も痛かった。ドラフト1位で入ったけど、2年目も防御率もよくなかった。このまま終わってしまうんだろうと思った。練習も好きじゃなかったし」と振り返り「それが嫌だったので」と、サプリメントや食事について学び始めたと明かした。
今ではどんなものを食べたのか、食べなかったのかで体の変化は敏感に「分かります。もちろん」とキッパリ。「そこはずっと一番得意なところだった。野球のことじゃなくて、コンディショニングは」と胸を張った。
ただ20歳の頃は、コンディショニングが重要だとは気づいていなかったという。「そのときの自分はフラフラしているし、レベルアップを感じないし。何か変えないといけないと一気にそれ(サプリメント摂取)をやって。だんだん学んでいった」と明かした。
今では他人の体の状態についても「過程を聞けばある程度、なんとなくわかる」というほど。「頼ってもらえるとうれしい。そこが一番の強みなんで。勉強してる感覚はなくて、好きなので。例えばきょう調子がよくなかった。じゃあ(原因は)何だった?それを考えるのが好き。それが自分も助けるし、人のことも助ける。それがどっか(の時期)で分かったから楽しい」と話した。