昨季DeNAのバウアー メジャー復帰へマイナー戦登板 3回2安打無失点、4奪三振と好投
昨季はDeNAに所属し、大リーグ復帰を目指すトレバー・バウアー投手(33)が10日、米アリゾナ州グレンデールでドジャースのマイナー戦に登板し、3回を2安打無失点4三振と好投した。
アリゾナ州を拠点にプロを目指す日本選手らのチーム「アジアンブリーズ」の一員として先発し、キレのある直球は最速99マイル(約159キロ)を記録。二回と三回は三者凡退に抑え、2020年にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を獲得した実力を披露した。
現時点でメジャー球団からのオファーはなく「それが現実。今日は野球を楽しむために来た。トレーニングを続けて準備を整えれば、世界最高の投手の一人と思い出してもらえるだろう」と期待を込めた。バウアーはドジャース在籍時に女性への性的暴行疑惑が浮上。契約解除となり、昨季は日本でプレーした。本人は疑惑を否定している。