大谷翔平 オープン戦好調維持 打率・533、OPS1・565

 ドジャース・大谷(提供・共同通信社)
 6回、適時二塁打を放つドジャース・大谷(共同)
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 「オープン戦、ドジャース12-1ダイヤモンドバックス」(10日、グレンデール)

 快音を響かせ快足を飛ばした。8点リードの六回無死一塁。ドジャースの大谷翔平選手(29)が今オープン戦初となった4打席目に右翼線二塁打を放ち、打点を挙げた。

 相手は同じナ・リーグ西地区所属のライバル。昨年7月の対戦で138メートル弾を見舞ったネルソンの初球、甘いスライダーを逃さなかった。多くの対戦が予想される左腕に、さらなる苦手意識を植え付けた一打。これで打率・533はメジャー6位、OPS(出塁率+長打率)1・565は同4位(いずれも10打席以上)と、好調を維持している。

 順調なのは大谷だけではない。前を打つ1番ベッツが3安打で打率・464。3番フリーマンは初回に3号2ランを放つなど打率3割をキープし、メジャートップ独走の14打点だ。メジャー最強の上位打線を形成するMVPトリオの活躍にロバーツ監督は「本当にいい日だった」と話した。

 この日はド軍ファンで知られる大物コメディー俳優のウィル・フェレルが試合観戦。大谷と対面した後、報道陣に真顔で「これはオフレコだよ」と言ってから「彼は最高だ」。笑いを取りながら絶賛した。

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