大谷翔平 オープン戦2号2ラン含む3安打固め打ち 止まらん打率・579 OPS1・705
「オープン戦、ドジャース-ジャイアンツ」(12日、グレンデール)
ドジャースの大谷翔平選手が「2番・DH」で出場し、6戦ぶり2号2ランを含む4打数3安打2打点。3試合連続安打、初の猛打賞で打率は・579、OPSは1・705まで上昇した。
大谷が止まらない。2安打で迎えた六回2死一塁の第4打席。カウント2-2と追い込まれながら甘く入った151キロ速球を捉えると高々と舞い上がった打球が右中間芝生席に吸い込まれた。
オープン戦初出場となった2月27日のホワイトソックス戦以来、6戦ぶりとなる2号2ラン。スタンドが熱狂するなか、背番号「17」が気持ちよさそうにダイヤモンドを回った。
初回の打席はマイナー右腕のエンローにカウント1-2と追い込まれたが、内角高めの151キロ直球をライナー性の打球で右前へはじき返し、3試合連続安打とした。
三回1死一塁の第2打席は初球146キロをゴロで右前へ運ぶ。会心の一打ではなかったが、きっちりヒットにし、2戦ぶり3度目のマルチ安打を記録した。
0-0の五回無死一塁の打席は3番手右腕スタシャックに空振り三振。カウント2-2から7球目、高めに外れる直球にバットが空を切った瞬間、声を上げて悔しさをあらわにした。ベンチに戻りながら、反省するかのように自身のヘルメットをコンコンとたたいた。
悪球に手を出し反省した直後の打席で豪快弾。20日の韓国開幕戦に向けて大谷の臨戦態勢はすでに整っている。