山本由伸「みんな朝からすごく練習してた」ドジャースの雰囲気語る スプリングトレーニング打ち上げ 最終登板は五回途中4失点

 「オープン戦、ドジャース1-8マリナーズ」(13日、グレンデール)

 ソウルでの開幕第2戦に先発する山本由伸投手は、五回途中4失点で最終調整を終えた。

 序盤3イニングで圧倒的なピッチングを見せた山本。だが打順が2回り目に入った四回、直球系を狙い打たれて4連打を浴び2失点。五回にも先頭から連打を浴びてガーバーに2点二塁打を許した。

 この回途中で交代を告げられた山本。だがロバーツ監督がマウンドに向かうと、笑みを浮かべ、チームメートからも激励を受けた。マウンドを降りる際にはドジャースファンから大きな拍手を浴び、スプリングトレーニングでの調整を終えた。

 山本は米メディアのインタビューで「僕自身はしっかり、周りの方のサポートのおかげで落ち着いて練習ができました」と振り返った。その上で「やっぱりみんな朝からすごく練習してたので、そのいい雰囲気の中でいい練習ができました」と明かす。

 早朝から各自が自分のペースでトレーニングを積むメジャースタイル。全体練習の時間が短く、一見すれば日本よりもメニューが軽いと思われがちだが、個人で必要なものを考えてトレーニングを消化していく。移籍1年目でその光景を目の当たりにし「すごく練習してた」というコメントにつながったと考えられる。

 キャンプ中は山本のやり投げトレーニングを他の選手も興味津々で見つめるなど、ドジャース全体の意識の高さがうかがえた。シーズンへ向け「すごく楽しみにしているので、チームが勝てるように頑張りたい」と力を込めた右腕。21日に韓国・ソウルで迎える開幕第2戦で公式戦デビューを果たす。

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