大谷 新妻質問に照れまくり爆笑会見 同席フリーマン絶妙イジリ「俺も聞きたい。話してくれ、ショウ」

 走塁練習をするドジャース・大谷
 会見中、ベッツ(中央)とフリーマン(右)に笑顔を見せるドジャース・大谷(撮影・伊藤笙子)
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 ドジャースの大谷翔平選手(29)が16日、20日にパドレスと開幕戦を行う韓国・ソウルの高尺スカイドームで、ムーキー・ベッツ内野手(31)、フレディ・フリーマン内野手(34)とともに記者会見に出席。今回の遠征に同行した、新妻の真美子夫人(27)が、公式戦初観戦となることを明かし、「いい思い出になる」などと話した。

 照れまくった。前日の韓国到着の空港ロビーで、初めて公の場でツーショットを披露した真美子夫人について質問を受けた大谷の表情がみるみる和らいだ。

 同席したフリーマンが慌てて翻訳機を耳に付け、「俺も聞きたい。話してくれ、ショウ」と絶妙なイジリ。会見場が爆笑に包まれた。

 韓国人メディアの問いかけに大谷は「うーん、詳細は発表したというか、インタビューに答えた通りなので、ここで言う必要はないかなと思う」と前置きしながら「初めて公式戦も一緒に来て、見るのも初めてですし、そういう意味ではいい思い出になる」。続けて「まずは自分のやることにしっかり集中したい」と気を引き締めた。

 その言葉通り、キャンプ地アリゾナから韓国までの機内では“やるべきこと”に徹した。睡眠を大切にする男は夫人の隣で飛行時間約13時間のうち11時間を睡眠にあてた。機内の大谷ら選手の様子を明かしたロバーツ監督も「移動はとてもスムーズにいったと思う」と自信をのぞかせた。

 20日の開幕戦はパドレス・ダルビッシュとの初対決も話題の一つ。日本では同じ日本ハムに所属。同投手のメジャー移籍から2年後に入団し、背番号「11」を受け継いだ大谷は「小さい頃から見てきて大好きな投手ですし、目標にしてきたような方」と敬意。世界一に輝いた昨年3月のWBCなどを振り返り「本当によくしてもらっている。すごく思い入れがあるので楽しみにしています」と気持ちを高ぶらせた。

 会見後に行われたチーム練習では、野手組のウオームアップに加わった後、個別メニューで調整した。室内での打撃練習のほか、一人でフィールドに出て走塁練習を行い、グラウンドの状態を確認した。

 「特殊な開幕。韓国でやるのも、新しいチームでスタートするのも初めて。楽しみの度合いというよりまた違う楽しみがある」

 結婚後初めて迎えるシーズン。観客席から真美子夫人が見つめる開幕戦。大谷夫妻にとって忘れられない日になる。

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