ドジャースが17安打14得点で韓国チームに爆勝 フリーマンが衝撃先制弾含む3安打 大谷翔平は2打席連続三振

 1回、先制本塁打を放ったフリーマン(右から2人目)を出迎える大谷
 1回、空振り三振に倒れる大谷(撮影・伊藤笙子)
 2回、空振り三振に倒れる大谷(共同)
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 「親善試合、韓国・キウム3-14ドジャース」(17日、高尺スカイドーム)

 ドジャースは17安打14得点で韓国・キウムに快勝。大谷翔平選手は2番・DHで先発出場したが2打席連続三振に終わったが、3番のフリーマンが先制アーチを含む3安打と大暴れ。メジャーの力を見せつけた。

 ロバーツ監督は試合後、「非常にムード良くエネルギーをもらえた」と語った。初回、大谷が高めの直球で空振り三振に倒れた直後だった。フリーマンが内角低めのボールを豪快に振り抜くと、打った瞬間にスタンドへ行ったと分かる一撃。打球は右翼後方にあるビジョンを直撃し、球場は大歓声に包まれた。

 その後も攻撃の手を緩めず、二回にはヘイワードの適時二塁打などで2点を追加。三回にはアウトマンが適時打と、ほぼベストメンバーが並んだドジャース打線が三回までに4点を奪った。五回は3連続タイムリーなどで一挙4点。七回にも5点を加えた。

 大谷は第1打席で空振り三振に倒れ、二回1死一、三塁の第2打席でも空振り三振に仕留められたが、ベンチでは充実の表情を浮かべるなどゲームの雰囲気を楽しんだ様子。第1打席で名前がコールされるとスタンドからは大歓声がわき起こり、強烈なフルスイングにはどよめきも。ドジャース側の応援に駆けつけた韓国・ハンファのチアリーダーも「ショウヘイ、ラブ」と語るなど注目の高さを伺わせた。

 指揮官は「スイングは問題なかったと思う。今日はいい日ではなかった。明日も2、3打席に立つと思う」と語った。

 ドジャースは18日に韓国代表と親善試合を行い、20日にパドレスとの開幕戦を迎える。大谷に残された調整時間はあと1試合。万全の状態でダルビッシュとの初対決に挑む。

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