大谷翔平の故障を心配する声 打席の中で腰をトントンするワケ「筋肉の硬さが出る」
「親善試合、韓国・キウム3-14ドジャース」(17日、高尺スカイドーム)
ドジャースの大谷翔平選手が2打席連続三振の後、四回の打席で代打を送られて途中交代した。2打席は試合前の会見でロバーツ監督が明かしていた起用法だったが、打席の中で何度か腰を気にする仕草を見せたこともあってか、SNS上ではけがを心配する声もあった。
渡韓後初の実戦の打席。大谷は18、19年の対戦で打率・182(11打数2安打)と苦にしていた右腕フラドに対し、初回と二回の打席でいずれも空振り三振を喫した。1打席目には2球連続ファウルを打った直後に腰をトントン。2打席目でもカウント1-2からファウルを打った直後に腰をクイクイと小さくひねって状態を確認す仕草を見せた。
2打席の後で代打を送られて途中交代した大谷。イニングが四回と早かったこともあり、腰の状態が心配されたが、実は、大谷がスイングした際に腰を気にする仕草を見せたのは何度もある。
そのたびに周囲を不安にさせてきたが、かつて本人はこう説明している。
「(スイングの)タイミングが遅れたりするとやっぱり自分の思ってるようなスイングの軌道に入ってないので、なんでしょうね、つるような感じだったり、だとか、筋肉の硬さが出るような感じだったりっていうのは多少ありますけど、それは別に、だれしもあることなので、特にいちいち気にするようなところではないかなと思います」
試合後のロバーツ監督は大谷の体調について「スイングは問題なかったと思う」と話し、あす18日の韓国代表戦の出場を明言した。