「パドレス２－５ドジャース」（２０日、高尺スカイドーム）

　大谷翔平選手は八回の走塁ミスについて、「あれは完全に僕のミスなんで。僕の中では（ベースを）越さずに帰ってきたつもりだったんですけど」と苦笑いを浮かべながら振り返った。

　八回、自らの左前適時打でリードを広げ、なおも１死一、二塁の場面。フリーマンの右飛で一塁走者の大谷は二塁ベース付近まで到達。その際、二塁ベースを越えていたが、ベースに触れることなく一塁へ戻ったため、ボールは二塁に送球されてアウトになった。

　ロバーツ監督はチャレンジのしぐさをしていたが、最終的に行使せず判定を受け入れた形に。大谷は「ベースを越しているということだったので。そこはまた反省しながらやりたいなと思います」と語った。

　それでも三回に移籍後初安打をマークし、日米通算１００盗塁も記録。２安打１打点、１盗塁でチームの勝利に貢献し「勝てたことがよかった」とうなずいた。