大谷翔平がまさかのボーンヘッド 右飛で一塁から激走→二塁ベースを越えるも触れずに帰塁しアウト「完全に僕のミス」

 8回、フリーマンの右飛で二塁を大きく回ってしまい、慌てて一塁へ戻る一塁走者の大谷(撮影・伊藤笙子)
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 「パドレス2-5ドジャース」(20日、高尺スカイドーム)

 大谷翔平選手がまさかのボーンヘッドを起こしてしまった。

 八回、自らの左前適時打でリードを広げ、なおも1死一、二塁の場面。フリーマンの右飛で一塁走者の大谷は、二塁ベース付近まで到達。その際、二塁ベースを越えていたが、ベースに触れることなく一塁へ戻ったため、ボールは二塁に送球されてアウトになった。

 大谷は試合後、「あれは完全に僕のミスなので」と振り返った。「僕の中では(二塁ベースを)越さずにタッチして帰ってきたつもりだったんですけど、判定は越してるっていうことだったんで。そこら辺はまた反省しながらやりたいなと思います」と前を向いた。

 直後にロバーツ監督はチャレンジのしぐさをしていたが、最終的に行使せず判定を受け入れた形となった。それでも八回に一挙4点を奪い、試合をひっくり返したドジャース。中盤から最少ビハインドを守ってきた投手陣に打線がしっかりと応えた。

 そのリードを守って開幕戦に勝利したドジャース。大谷は第2打席でダルビッシュから移籍後初安打となる右前打をマークし、八回にダメ押しの左前適時打を放った。「最初のスタートとしてまず勝てたのが良かったですし、最後まで粘り強くというか、諦めずに逆転できたのはチームとして良かったんじゃないかと思います」と振り返った大谷。ロバーツ監督も「非常に才能に恵まれている」と語った背番号17は、しっかりとチームの勝利に貢献した。

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