MLB公式も水原通訳の解雇を詳報「MVPの弁護団が」過去の違法賭博の事例も記載 15年にはマーリンズ選手が罰金処分

 MLB公式ホームページは20日(日本時間21日)、ドジャース・大谷翔平選手の通訳、水原一平氏が解雇されたことを詳報した。

 「MVPの弁護団が大規模な窃盗で告発」というタイトルの記事では地元紙の報道などをまとめながら、水原氏が違法なスポーツ賭博に関与していたことが発覚し、ドジャースが解雇したことを伝えた。その上でESPNのインタビューで水原氏が「100%野球に賭けたことはない。そのルールは知っている」と語ったことを引用。MLB機構が違法賭博を罰則の対象にしていることも報じた。

 「2015年にはマーリンズに在籍していたジャレッド・コサート投手がそのルールに違反して罰金処分を受けたが、出場停止は課せられなかった。野球に賭けていないことをリーグが判断したためだ」と記事の文末には添えられている。ドジャースはデイリースポーツの取材に対し「ドジャースはメディアの報道を把握しており、現在、情報収集をしているところです。球団は水原一平通訳が解雇されたことを確認している。現時点でこれ以上のコメントは控えている」と返答した。

 球団は具体的な解雇理由は明らかにしていないが、米スポーツ専門局ESPN電子版などによると、水原氏が違法賭博で負った借金を返済するために大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金。同選手の弁護士から「巨額の窃盗」として告発されたなどと報じている。

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