ドジャース解雇の水原一平氏、来年度の英語教科書に起用予定だった 内容差し替えも検討

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めた水原一平氏が20日に解雇されたことを受け、同氏に関する文章を来年度の教科書に使用予定の出版社「教育出版」は22日、デイリースポーツの取材に応じ、困惑を示した。

 同社によると、水原氏に関する文章は、来年4月から使用予定の中学3年生用の英語教科書。同社によると、「アスリートを支える人たち」をテーマとした内容で、水原氏と、カーリングのロコ・ソラーレに所属するチームスタッフに関する英語の文章を使用しており、水原氏が大谷と見つめ合う写真も掲載しているという。

 同社の広報担当者は、一連の報道に関して「ビックリしました」と驚きつつ、教科書については「報道されていることが事実だとすれば、弊社では内容の差し替えを含めて検討せざるを得ないと考えています」と回答。「まだ『疑い』の段階なので、すぐには決定できない」とした。

 同教科書はすでに文科省の検定に合格済だが、文科省の了承があれば、修正申告をして中身を差し替えることが可能。水原氏解雇の一報は、教育現場にも大きな影響を及ぼす形となった。

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